CB750K1とS40 ラディウムへ(師匠のXS750に誘われて)
- 2019/05/15
- 11:44

久しぶりに大快晴となった土曜日。
師匠の一声によりラディウムへのツーリングが決まりました。
友人ライダーに声をかけましたが、集まったのは3人。
この日は妻のツーリングデビューとなりました。
スズキのサベージ系のコード番号S40が彼女の愛車です。
650ccで現行車両ながら単気筒キャブ車空冷というのが憎いです。
師匠のXSは650ccから750ccに排気量アップしたシリンダーブロックが付いてます。
排気量を上げ、マフラーも新しくなりました。よってキャブは調整中です。
実は4000cc以上がきれいに回らず、もたついているのです。
往復340kmのツーリングでキャブの条件出しを行う師匠さん。
以前、CBも高回転側がスムーズに回らない現象が起きましたが、
メインジェットの番数を2段下げて今は絶叫調です。
OHによってエンジンのコンプレッションが改善し、
もともと混合気が濃すぎの設定だったため問題が起きたのです。
ハードに走ったので、プラグに状態を見てみました。
素晴らしく綺麗に焼けていると思います。
何度も調整を重ねましたが、XSは完調にはなりませんでした。
でも4000回転までで、十分に気持ち良く走っていました。
750ccにしたことでトルクが上がり、
リアのスプロケを小さくしたので、
低い回転数で、120km/hrの巡行ができるとか。
さすが、カナダの道路事情にあったXSが出来上がってきましたね。
私のCBはオイル漏れもなく、最高に気持ちよく走ってくれました。
もちろんブラバのように、遅い車を安全に一瞬で抜き去るような運動性能はありません。法定速度+10ぐらいでクルージングするには気持ち良いバイクですね。ただ、一回だけアホなフォードF150のトラックに僕ら3台と後ろにいた乗用車が一気にゴボウ抜きされました。追い越し可能なセンターラインが終わってからも、しかもブラインドコーナーが近づいているのに、無理やり追い越して行ったのです。あれは冷っとしましたね。ビギナーライダーの妻は正直ビビってました。
トコトコとゆっくり走っても、道路は所詮危ない場所です。
トラックが追い抜き中に、もし大型動物が森から出てきたら、、、そんなことを考えるとゾッとします。速いバイクの追い抜きなら、安全を確認した後、出来るだけ素早く済ませることができます。バイクは他車両に追い抜かれる時が、一番事故リスクが上がる。そんなことを再認識したツーリングでした。
無理な追い越しをされたらスピードを一気に下げて相手から離れる。これがCB750やS40の、カナダでの安全な走り方だと思います。今回は後ろに他の車がいたので、防ぎようが無かったのは事実でした。
おしまい。